https://twitter.com/koccyakojugosai/status/1312113733095706624
池田です。
Twitterでフィンランドの校長先生が日本の小学校の現状を見て唖然とする動画が流れてきました。結構前の日本のテレビ番組の一部分ですが、皆さんはどう感じますか。
たとえば運動会は小中生にとって一大イベントですが
運動が苦手な子にとっては気持ちが重くなってしまう行事。
基本走ることに特化したプログラムが多く、
またリレー形式を取り入れている競技も結構多いので
順位を下げようもんなら皆からどう言われるか…。
結局、昔から運動会って何も変わってないんです。
足が速い子にとっては活躍できる日だけど
足が遅いとコンプレックスに思っている子にとっては
出来るだけ早く過ぎ去ってほしい時間。
皆が楽しく参加できるものには決してなっていない。
結局何が原因か、それを突き詰めると「競争」だけを煽る教育にある気がします。
十人十色、みんな違ってみんないい、筈なのに
競争による結果だけが価値となる、そんな教育だから拙い。
そういえば、体育って、出来ない子を出来る子が教える、とか
出来ない子を先生が優しくサポートしてできるようになる、とか
そういう指導があって当然だと思うんですが…。
こういう事を言うと
じゃあ勉強も相対評価をやめればいいのに入試は相対評価じゃん、とか
運動だけが得意の子は、同様に授業の時間を苦痛に思っていると思う、
って批判する人が出てくる。
そうですよね。至極納得です。
だからこの件を考えるときにはそこも考えたがいいんじゃないかなと。
競争よりも一人ひとりの「成長」に重きを置くような価値観の中で、
お互いを認め合って参加できる環境づくりを目指すべきだと思うのです。
一人ひとりの能力は凸凹だからこそ、
学校には、お互いがお互いを補い、
高めあい、成長できる環境を作ってほしいですね。
参考>
『運動会がきらい...そんな子ども時代、母のある言葉で変われた私』
↓画像元『運動会に関するランキング』
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