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マルチタスクとIQ
お久しぶりです。ジョイスタの池田です。
随分更新の時間を空けてしまって情けない限りです^^;
年末年始の冬期講習期間は最高に充実出来ましたし
(クリスマス会とか、中3冬期日帰り合宿とか)
今年度の共通テストに対しては憤りも感じました。
そして何といってもコロナの第6波!
まさかこの島根で「まんぼう」適用という事態が起きるとは…
迅速に休校期間をとったことでピークアウトしてくれる気がしますが
まだまだまだまだ油断はできません。ほんと、まだまだ。
ちなみにもうしばらくはZOOM授業が続きそうです。
一方で大学受験だけでなく、2月になり高校受験も佳境に入りつつあり
私立受験があったり、公立の倍率が出たりと残り1ヶ月という
受験シーズンのまさに本番となったなぁと感じています。
さてそんな最中、
今日皆様にぜひお伝えしたいという記事を読みました。
それが表題です。
『スウェーデンの天才が語る「スマホ」真のヤバさ
ポケットに入っているだけで集中力がそがれる』!!
https://toyokeizai.net/articles/-/391676
(東洋経済新聞のオンラインサイト)
この記事を書いたのは精神科医のアンデシュ・ハンセンという方。
詳しくは読んでもらえれば分かりますが、
結局のところ結論として言えるのは
「マルチタスクは脳のパフォーマンスの低下を招く」という事なんです。
つまりは
「音楽聞きながら勉強する」とか
「調べものがあるからスマホを使って勉強する」とか
「スマホアプリで勉強する」とかという行動、
自分自身では
「最先端機器使ってると凄くはかどるし良い感じなんだよね」
と感じているんだけど、実はそれがドーパミンが見せる幻想に過ぎず
実際のところ
本来の君の脳のパフォーマンス(集中力)は確実に低下しちゃってるっ!!
という事らしい。
ちなみに今私の横にもスマホはスリープ状態で置いてありますが、
それだけで私の脳の何%かは「スマホを気にしないようにする」というタスクを
こなしてしまっているので、明らかに作業効率が落ちている、という事らしいんです!
以前の人類より現代人はIQが上昇しているという話
どこかで聞いたことある人も多いと思います。
この記事を書くにあたり調べてみたら「フリン効果」というそうです (ジェームズ・フリン:オタゴ大学名誉教授。専門は道徳哲学、心理学)。
ところが既にフリン効果は終わってしまい、
2000年代以降人類のIQは世界的に下がり始めているらしいのです。
もちろん複合的な要因があった結果と考えられるとの事ですが
その中の大きな要因の1つがスマホなどに代表されるIT機器だと考えられるとのこと。
これが今後AIがどんどん進化すればどうなるか…
人類大丈夫なんだろうか??とも思ってしまいます。
確かに最近は「難解な物語」を敬遠する人が増えてきた、
「分かりやすい話」で感動できる人が増えてきている
という事も言われています。
もちろん今日知ったばかりの記事なので、
あくまで鵜呑みにせず今後もっといろいろ調べていきたいと思いますが、
とりあえず塾は自ら学び、自分の可能性を広げる場所。
少なくともジョイスタは学ぶことを楽しむ場所にしたいと考えているので、
スマホとどう向き合うか真剣に考えていくべきだと感じます。
特に小中高生の皆さん、
「学業」に専念できる貴重な人生の時間を
スマホに狂わされてしまう事の無いように…。

とりあえず入試も近いし、期末試験も近いし、春期講習もあるし。
本気で頑張りたいならスマホの置き場はしっかり考えましょう。
ちなみにテキサス大学のワード教授の実験結果では
たとえ他人のスマホでも、近くにあると脳のパフォーマンスが低下するという結果が出てるとのこと。
みんなで気を付けないといけませんね。