先週起きたフランスの原発関連施設の爆発事故のニュースは、新たな放射能汚染の事故かと衝撃が走った。報道では放射能漏れはないとのこと。とにかくフランス政府には徹底的な原因究明とすべての情報の開示を期待したい。また先日の日曜日には「脱原発」の市民集会が東京であり、3万人以上の人が集まったという。私たちはあの震災以来、原発というシステムそのものの危うさを痛いほど思い知らされた。また、原発を運営する側や政府の意図的な情報隠蔽・情報操作の愚を見せ付けられた(そして、それは現在も続いていると感じている)。これらは原発の安全性の向上や、運営側の徹底的な情報開示があれば安心できる、というものではない。原発が人の手に負えない放射性物質という恐ろしいものを扱っている以上、我々は決して安心してはいけないのだということを、私たちはこの半年で学んだはずだ。今後原発をどうするのか。代替エネルギーの問題や経済への影響もあるだろうが、だからといって原発継続を是とする訳にはいかない(ネット上には「今までのうのうと電気を使っておきながら脱原発などというのは間違いだ」な的な極めて乱暴な意見も見受けられるが、何をかいわんやである。)。政府が原発からの脱却を掲げ、その意思と政策を明確にすれば、社会や経済もそれに合わせてシフトしていくはずである。 地球温暖化というもうひとつの大きな問題もある中での転換は困難を極めるだろうが、「温暖化の解決策に原発を」という昨年までの方向よりも、子供たちの未来は明るいように思う。
